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令和元年度経営者層研修旅行

10月24日(木)~10月26日(土)2泊3日の行程で、参加者10名による研修旅行を実施しました。

台風の影響で天候の心配をしていましたが、2日間は曇天、最後は晴天となり予定どおりの行程にて視察・研修・観光ができました。

 

“釜石橋野鉄鉱山”

「近代製鉄の父」と呼ばれる、盛岡藩士・大島高任が1858年日本で初めて鉄鉱石から鉄を作り出す連続出鉄(最古の洋式高炉)に成功し、明治の最盛期には従業員1000人、年間生産量25万貫(約930トン)を誇る日本最大の製鉄所でした。日本の近代製鉄の始まりとされています。

1850年代から1910年までのわずか半世紀の間に基幹産業となる重工業分野において、工業立国の土台が築き上げられました。

「明治日本産業革命遺産 製鉄・製鋼・石炭産業」は橋野鉄鉱山など8地域23施設で構成され、2015年に世界遺産に登録されました。橋野鉄鉱山は人里離れた山中に位置し、当時の高炉跡(石組のみ残されている)を視察しました。

 

“東日本大震災津波伝承館・奇跡の一本松”

2019年9月22日に陸前高田市にオープンしました。

「いわてTUNAMIメモリアル」は、「命を守り、海と大地とともに生きる~二度と東日本大震災津波の悲しみをくり返さないために~」を展示テーマに、奇跡の一本松をはじめとする周辺の震災伝承施設とともに震災の事実と教訓を伝承し、震災を乗り越えて進む姿を、支援への感謝と共に発信されています。

また、「奇跡の一本松」に関して、この地の海岸防風林は350年にわたって植林されてきた約7万本の松の木が茂る、陸中海岸国立公園や日本百景にも指定されていた景勝地でした。

震災時殆どの松はなぎ倒されて壊滅状態の中、一本の松が津波に耐えて立ったままの姿で残ったことより「奇跡の一本松」と呼ばれた。しかし、痛みが激しく現在はモニュメントとして維持されています。

 

“東日本大震災遺構・伝承館”

2019年3月10日に気仙沼市に開館しました。震災遺構(気仙沼向洋高校旧校舎等)被災直後の姿を留めたまま保存整備されたものです。

内部も観覧することができ、校舎3階に津波が運んできた自動車やガレキがそのままの状態で展示されています。震災伝承館では映像や写真により被災の様子を伝え、復旧・復興についてはデジタルサイネージを活用して紹介されています。

将来にわたって東日本大震災の記憶と教訓を伝え、警鐘を鳴らし続ける「生きる証」である震災遺構と、防災・減災教育の拠点として整備されています。

特に印象深かった階上中学校の卒業式の映像、梶原君の「答辞」場面です。既映像はNHKのニュースでも流されたものです。

答辞「今日は未曽有の大震災の傷も癒えないさなか私たちのために卒業式を挙行して頂きありがとうございます。ちょうど10日前の3月12日、春を思わせる暖かな日でした。私たちは、そのキラキラ光る日差しの中を希望に胸を膨らませた、通いなれたこの校舎を57名揃って巣立つはずでした。・・・・・しかし自然の猛威の前に人間はあまりにも無力で・・・・天が与えた試練はむご過ぎる・・辛くて、悔しい・・生かされた者として常に思いやりの心を持ち、強く正しくたくましく生きていかねばなりません。・・・後輩のみなさん学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が如何に貴重なものか・・・・先生方が如何に私たちを思ってくださったか、今になって良く分かる・・・地域の皆さん・・ご支援有難うございました。・・・お父さん・・・必ず良き社会人になります。私はこの階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。本当に 本当にありがとうございました。卒業生代表 ・・・・」

一部省略させて頂きました。この映像を見ながら、全員が涙と感動で震えました。有意義な見学となりました。

「今一度」地域の方々にお見舞い申し上げるとともに亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 

“平泉中尊寺”

12世紀初頭、奥州藤原氏の初代・藤原清衡が釈迦如来と多宝如来を安置する「多宝寺」を建設したのが、中尊寺の創建と見られています。

奥州藤原氏3代ゆかりの寺として著名であり、平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂を始め、多くの文化財を有する。2011年6月「平泉―仏国士(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。

当日は台湾からの観光客と高校の修学旅行生で賑わっていました。

 

 <釜石橋野鉄鉱山>

橋野鉄鉱山.png

 

<碁石海岸>

 碁石海岸.png

 

<奇跡の一本松>

 奇跡の一本松.png

 

<旧向洋高校3階校舎内>

 向洋高校校舎.png

 

<厳美渓>

 厳美渓.png

 

<平泉中尊寺金色堂>

 中尊寺金色堂.png

 

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