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令和5年度経営講演会報告要旨

去る、令和5年5月22日(月)、加古川経営者協会定時総会終了後に、加古川経営者協会・加古川商工会議所・神戸経済同友会東播部会の共催による「経営講演会」を開催いたしました。講師には株式会社 町おこしエネルギー 代表取締役会長兼社長 沼田 昭二様をお招きし、『業務スーパー創業からの学び』と題してご講演を頂きました。

 

地元ご出身で、株式会社 神戸物産を創業された沼田様ということから、参加申し込みが予想以上にあり、講演会場を変更し参加の皆様にはご迷惑をおかけしました。

講演会には、121名の方々にご参加を賜りましたことお礼申し上げます。

 

ご講演は、有限会社 フレッシュ石守設立に始まり、オンリーワンの事業を行うにはオリジナル製品が必要不可欠であり、そのためのノウハウは、前島食品株式会社様の多大なお力沿いがあったこと。また、2008年の中国製ギョーザ事件(冷凍ギョーザに注射器で殺虫剤入れる)では、M&Aにより国内工場を設立されたこと。

ご長男の博和氏が、2009年に株式会社 神戸物産に入社され、その後2012年には31歳で代表取締役社長に就任し、沼田様は体調面から2017年に神戸物産を退職されておられます。

 

2014年に病を患われてからは、残りの人生をかけて、地域活性を再生可能エネルギーで行いたい。化石燃料は、使いにくい時代がやがて訪れる。また、原子力発電所も新たに建設するにはクリアすべき課題が多くあることから、発電に使用する化石燃料の比率はこのままでいけば、7割から8割となることを予想している。電気料金の値上げは、あらゆる業界への影響が多い。

将来性を考えると、世界第3位の地下資源量ポテンシャルがある地熱発電へと取組を進める。進めるうえでの問題点は、運転開始までに15年以上を要している。

運転開始を5年以内に短縮する方法は、業務スーパーでの経験を活かし、目的に必要な資材、人は自前で準備することでの対応を図る。

この先、考えられる計画停電に備え、関係官庁等とジョイントし重要な施設がブラックアウトにならないように対応を進めている。

何事も将来を見据え、短期期間で物事を進めていくことが重要である。

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